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September 2011

09/28/2011

人知主義裁判

人知主義裁判。供述や証言や状況証拠に基づき裁判官の心証をもって判決を出す。

大岡越前・遠山金四郎、町奉行所での実際の裁きは与力が行ったようだが
当然ながら弁護士はおろか検察官もいないわけで、まさに心証で決められた。
無罪放免になることはまず無かった。
戦前も検察官と裁判官は並んで座り被告と弁護士と相対していた。
検察と司法は一体であったと言っても過言ではない。
もちろん裁判官のほうが上座であった。
戦後の「民主化」から現在に至り、証拠開示・可視化・裁判員制度と
検察に不利になってきたといえる。

どうやら裁判官に、こうなったからには主導権を取り戻さなくては危ういという
「危険な正義感」が芽生えているのではないか。
「私がこの被告は悪人だという心証を得たのだから有罪。」
そして、これはあまり言いたくないが、司法制度の仕組みがそうなっているのだから仕方がない。
「無罪判決をだしても何も得になることはない。」

09/15/2011

結論:鉢呂は有能だけどドジだった

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19475 長谷川 幸洋 「ニュースの深層」
有能(国民にとって)=官僚には邪魔者。
「(法律に基づく:ここが重要)総合資源エネルギー調査会は私が着任する前の6月段階で、すでに委員の顔ぶれが内定していた。全部で15人のうち3人が原発反対派で残りの12人が賛成派だ。私は事故を受けて、せめて賛成派と批判派が半数ずつでないと、国民の理解は得られないと思った。それであと9人から10人は反対派を加えて、反対派を合計12、3人にするつもりだった。委員に定数はないので、そうすれば賛成と反対が12人くらいずつで半々になる」
発表直前だった。

経済部の記者たちは経産省の官僚とは一身同体であって、
できれば不利益をもたらす大臣を追い落とそうという発想は共通しているものである、
という気構えがなかったのはドジ。
国会対策が長いということは相手は政治家。記者も政治部の政局専門。
官僚とそれと結託した記者クラブの恐ろしさを知らなかったようだ。
死の町発言は質問に答えた感想にすぎない。こんなことではどの閣僚も質問された感想には答えられなくなる。記者たちはそれで構わないのだろうか。感想くらいしか質問できないくせに。
もっとも、感想しか聞くことがないのは芸能やスポーツの記者やインタビュアーにも言えること。
楽な仕事(失礼)。

09/13/2011

グローバルスタンダード

1、グローバルスタンダードとは日本国内でしか使われない言葉だが、要はアメリカンスタンダード・プラス・ヨーロッパ(EU+北米)スタンダードのこと。

2、農家個別所得補償・こども手当て・高速道路無料化はこの意味でまさにグローバルスタンダード。
官僚機構と一心同体のマスコミはこれを隠している。
電力開放やスマートグリッドの推進も事故前から言われていたことも忘れてはならない。
そしてこれらが潰されたため日本の競争力の復活の機会は奪われてしまった。

3、金融・電力・北米市場輸出企業などはアメリカ(目に見える窓口は国務省)の意向のままに動く。
官僚機構・マスコミは言われなくても日本よりアメリカの利益を優先して行動する。

4、FTAやEPAは個別の国対国の交渉で決まるのでTPPとは別物である。
TPPは環太平洋と頭に付いているが、日米の貿易額が突出している。(韓国は不参加)
TPP交渉ではアメリカ主導に代わってから金融・サービス(弁護士や医療など)も含まれるようになった。

5、今のアメリカで競争力を持つのはこれらの金融・サービスのみ。
アメリカの一部農産物や一部流通は強いがすでに日本に上陸しているのでTPPとは無関係。

09/12/2011

無人機

「米国にはこの際はっきりと言っておきたい。我々は米国に無人機攻撃をやめて欲しい。それが第一の要求だ。第二に、CIAの手先としてスパイ活動を行う米国民間会社の傭兵の無法な活動をやめて欲しい。そして第三に、パキスタンの独立国家としての主権を尊重して欲しい。その上で、米国はこの地域に平和と安定と繁栄をもたらすことに関心を払って欲しいのだ」軍事アナリスト(元パキスタン陸軍少将)
「ビン・ラディン暗殺はオバマ失墜の前奏曲だった」菅原出http://g2.kodansha.co.jp/8079/8096/8697/8698.html

無人機の目標を指示するのはあくまで現場近くに居る人間であること、これ忘れがち。
はたして信頼できる人物なのか。
イラクでのトマホークのときもそうだった。
わざと誤爆させるのもあり?

問題はセシウムではないのか

ネプツニウム239とは、2~3日でプルトニウム239にβ崩壊(核変)する核種のことで、つまり、これが大量に見つかったということは、かなりの確率で飯舘村において取り返しのつかないほど深刻な汚染が進んでいるという意味にほかならない。しかも、このネプツニウムは飯舘村に何千ベクレル/Kgという量で存在するという。
日刊SPA! http://nikkan-spa.jp/56272

09/10/2011

ドラッカー

「企業の目的は利益を上げることではない。顧客の創造である。」ドラッカー
佐々木常夫氏(東レ経営研究所特別顧問)はこれを理解できず罪作りだと言う。読売朝刊9月4日読書欄
顧客の創造などという前に利益を上げなければ企業は存在できない。とお考えだそうだ。で
ドラッカーの(日本人による)解説本を読み漁って安心する。
これらの解説本が出るのはは佐々木氏のような人が多いからだそうだ。
大企業にしかいなかった人が陥りやすい心性がよく表れている。
顧客や従業員や取引先などそして社会や国土などは二の次、なにがなんでも利益を、というわけだ。
ドラッカーはそれを否定したかったのじゃないの?
それにしてもよくこんな文章を文化欄に載せることができたものだ。

新聞記者さん少しは「仕事」をしてください。

当然質問すべきであったこと。
「死の町」とおっしゃる意味は現状を見た印象だけなのですか?それとも将来のことも含めた表現なのですか?
放射能がついている服をそのまま着ていても構わないものなのですか?

図に乗る

小沢・鳩山・菅を潰したのは我々だ、とマスコミはペーペーまでが図に乗ってきた。
文字通り、官僚たちの描いた図に乗ってきただけの話なのに。

次に仕掛けられそうなのはどこかな。たぶん
河野太郎かみんなの党。

09/03/2011

バブル

日本のバブルは商業用ビルやマンションとそれに付随する(というか先物買いの)土地取引によるものだった。
そのためバブルが崩壊しても時間がたてば売買取引が成立しやすい。
ところがアメリカのバブルは一般の住宅のローンを組み込んだ債権の暴落によって起きた。
この債権の引き受け手は最終的には国しかないのだろうし
アメリカでは購入した住宅を放棄すればローンが無くなるしくみなので
ローンを組んだ銀行は大量の住宅を持ち(一説にはローン破綻は360万戸)売るに売れないでいる。
ヨーロッパ諸国でも同じ状況がある。

日本では評価額が下がった住宅でも個人個人が律儀に返済をしてきたし返済している。
銀行に非常に有利な制度がこの国を救ったということになるのか。
東日本大震災による二重ローン問題など欧米の方法を援用すれば簡単に解決できる。
無くなってしまった住宅、住めなくなった住宅の残ローンを銀行が債権放棄して
損失計上し、国は処理の仕方は銀行の好きなようにさせればいい。

事業仕分け本番(のはず)

自民党が、マニフェストを撤回しろという理由の一つに
ムダなど見つからなかったではないか、という主張をしている。
レンホーの事業仕分けがいよいよ独立行政法人に切り込もうというところで
震災が起きた。もっともマスコミはすでに無関心を装っていたが。

独立行政法人とその関連会社が事業仕分けの本命であることを
自民党やマスコミだけでなく現内閣も隠しているようにみえる。
官僚のご機嫌を損なわないようにするためにはレンホーに仕事をしてもらっては困るわけだろう。

野田としてもこのまま官僚におんぶにだっこの自民党亜流と言われ続けるのは本意ではあるまい。
党内の大部分はマニフェストつくりに関わってきたことでもある。
震災復興にめどがつくまでの低姿勢だと信じたい。

官僚と元官僚がプールしている資金・資産がどのくらいのものなのかを明らかにしなければ
何も始まらないはずなのだから。
ただ、ムダな不動産の取得や資金運用の失敗で以外に少なくなってしまっているかもしれない。
でも、それはそれで明らかにしなくてはならない。

09/02/2011

演説

説得できるかどうかは内容ではなく声だ、と言う説をオダジマが披露していた。

コイズミ以降、総裁や代表とそれらの候補そして首相が何人も出てきた。
演説、といっても国会や記者会見、「ぶらさがり」も入るか、街頭演説といろいろあるが
聴衆を意識した、目の前の議員や記者や文字通りの聴衆だけでなく
というより、より強くテレビの向こうの聴衆を意識した演説が
コイズミの最大の持ち味であった。
もともと内容にたいした意味がない、ということであれば
コイズミの支持率が高かった最大の要因かもしれない。

さて、
タイプは異なるが目の前の聴衆ではなくテレビの向こうを意識した演説を久しぶりに見た。(聞いた、ではなく)
野田佳彦。化けるかもしれない。

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