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06/30/2009

猪瀬直樹さん

猪瀬直樹
「かんぽの宿も郵便貯金会館も減価償却費を含めた損益はすべて赤字だ。 
もっているだけで赤字がかさむのだからそれを売るのは当然の経営判断だろう。
そもそも不動産価格の値付けは、かつては固定資産税額から演繹した価格設定を行なっていたが
1990年代のバブル崩壊以降は、皆収益還元の利回りで値付けするようになっている。」

ということは裏を返せば(普通に国や自治体や公的機関が行っているように)減価償却をしなければ黒字というところが多いということになる。
民営化すると減価償却費を計上するので利益が減る。
多くの企業がそうであるように赤字決算にもなりやすい。
ここで忘れてはならないのは民営化される前までは減価償却をしていないということだ。
そして、民営化段階で評価替えをして簿価との差額を減価償却費として算出したわけだ。
その結果、赤字額が相当な金額になるとともに、評価額も激減する
これは買い叩こうと言う側にとってはまことにおいしい話になる。
売る方、西川や奥田や牛尾たち、にとっては自分たちで出した金ではないので全く腹が痛まない。
元々は簡保の保険料や貯金や税金なのだ。
実はここが郵政民営化のミソ。やらずぶったくり。

猪瀬直樹
「忘れられがちだが、小泉改革当時には、「競争のためにセーフティネットの整備が必要」と主張されていたのである。
むしろ、セーフティネットすらを喰いものにしてきたのが、霞が関ではなかったか。」

そう、小泉たちはこういったところは官僚たちに丸投げしてきたのだ。
小泉は郵政民営化さえできれば満足だった。セーフティネットなんか知ったこっちゃなかったのだ。
猪瀬直樹さんて、たぶんいい人なんだろうね。

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